Who killed FLiP ?

RED LINEのイベントの帰り、FLiPのファン仲間と割と真剣に話したんですが、帰宅後、この2年半余りの活動を振り返り、やはり自分もそのファンと同じ結論を出さざるを得ませんでした。

それは、「ライブでのダイブ禁止は、やはり方向性として間違いだった。」

これから書くことは辛辣になるので、読み進めるうちに不快になる方もいるかと思いますがどうかご容赦を

今回、前回のツアー東名阪がsold outしない状態が続いている、7~8割の入り、後の2~3割が埋まらない、なぜだろうか?、タイアップを取れば、メディアへの露出が足りないんじゃないかなど意見はあるかと思いますが、全て的を得てないと思う。

最大の原因は参戦していたダイバーが離反したから、彼らの横の繋がり、ネットワークは強力で、これから口コミでFLiPのライブでの評判が広がり、ブレイクへ向けての疾走が始まるというところで、ダイブ禁止により、その胎動を強制的に中絶させられ、萌芽の目を摘み取ってしまったからである。

モラルには絶えず抑圧が背中合わせのように張り付いている、ダイブ禁止というモラルによる抑圧を嫌い、ダイバーが離反し、その復讐を受けるかのように、負荷を課せられ、FLiPはハンデ戦を戦わざるを得ない状況にある。

そうは言ってもダイブは嫌いだというファンもいるのは承知しているが、考えてみてほしい、彼等が運んでくる果実が大きい事を、規制がほぼ無いSiMやhey smithがオリコン10位前後にホルモンに至っては1位に入れてきている厳然たる事実を、

彼女たちは東名阪SOLD OUTという事象を手にいれられないでいる、

事実(SOLD OUT)は最強のプロパガンダである。

先日のBiSとの対バンの後、ずっと心の中に敗北感が巣くっている、BiSファンの熱さ、尋常じゃない振りきれ具合、無名の地下アイドルをサポートし、幾つもの物語を共有して、アイドルフェスのトリを務めるまでの存在にまで昇り詰めさせた彼らの顔は輝いていた。

規制のない状況で、体にアザを作りながらも精神は高揚し、カオスから秩序を作り、言葉に出来ないフィジカルとメンタルの意識を絆として共有している。

http://youtu.be/H2pjord3Ueg

この行動力、熱さを持つ層をFLiPから離反させたツケは大きい、、自分は別のバンドのライブで彼等から、何度も同じセリフを聞かされた、「FLiP ? 最初の頃は、2年程前くらいまでは行ってたんですけどね、、」

 

http://bylines.news.yahoo.co.jp/munekataakimasa/20130401-00024110/

http://bylines.news.yahoo.co.jp/munekataakimasa/20131016-00028893/

http://bylines.news.yahoo.co.jp/munekataakimasa/20131016-00028895/

過剰さ、蛮勇だけが風を吹かせ、ブレイクという爆弾の導火線に火をつける事ができる。ウツケと言われ、大人げない、所詮ヲタ、ライブ中と見下された戦国大名に、理屈積み上げれば状況は良くなるという斜に構えた、自称常識のあるROCKツウの頭数だけ揃って腕組みしている旧態依然とした戦国大名が首を掻っ切られる時代。

11月10日、SHIBUYA AXに自分は、幾ばかりかの贖罪意識とこれからの期待を胸に足を運びたい。これからもFLiPはハンデ戦を戦っていくのだろう、コースと位置取りを間違えなければ、勝てない事もないし、自分も下を向くつもりはない。

追伸 ミッチェル在籍時のBiSを見たかったな、いつも自分は少し遅れてしまう。

Drop'sは間に合った感あるけれども